1974年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了後、株式会社日本デザインセンターに入社。原デザイン研究所の勤務を経て、2011年より色部デザイン研究室を主宰。現在、日本デザインセンター取締役、東京藝術大学非常勤講師。主な仕事にOsaka MetroのCI、国立公園ブランディング、草間彌生美術館・市原湖畔美術館・富山県美術館・天理駅前広場Cofufunのサイン計画など。「TAKEO PAPER SHOW 2011−本」「富山県美術館の目印と矢印」などの展覧会デザイン、「naturaglacé」「白鶴天空」パッケージデザインなど、グラフィックデザインをベースに平面から立体、空間まで幅広くデザインを展開。銀座地区サイン実証実験やTOKYO PROJECTなどのプロジェクトに積極的に参画し、公共空間のインフォメーションデザインの機能と質を向上させることについて模索している。SDA、JAGDA、東京ADC、D&AD、One Show Designなど国内外のデザイン賞を受賞。AGI会員(国際グラフィック連盟)、東京ADC会員、JAGDA会員。
2008年 SDA最優秀賞
2009年 JAGDA賞、JAGDA新人賞、東京ADC賞
2012年 東京ADC賞、D&ADノミネーション賞
2013年 One Show Design シルバーペンシル賞
2014年 One Show Design ゴールドペンシル賞、D&ADノミネーション賞、東京ADC賞、CSデザイン賞グランプリ
2019年 第21回亀倉雄策賞(地下鉄のCI計画「Osaka Metro」)
過去の入賞作品 / 開催詳細
LIQUITEX THE CHALLENGE 2019
スケジュール
- エントリー期間
7月1日(月) 10:00 ~ 10月21日(月) 12:00まで - 一次審査 審査期間
10月22日(火)~10月31日(木) - 一次審査 結果発表
11月1日(金) 12:00 WEBサイトにて - 入選作品受付
11月30日(土) 9:00~12:00 - 作品展示 / 最終審査
12月1日(日) 会場:ART FACTORY城南島
審査員
色部 義昭
グラフィックデザイナー / アートディレクター
小池 アミイゴ
イラストレーター/画家
1962年群馬県生まれ。長沢節主催のセツモードセミナーで絵と生き方を学ぶ。1988年よりフリーのイラストレーターとしての活動をスタート。CDジャケットや書籍、雑誌など仕事多数。
DJとして唄のための時間OurSongsを主催、デビュー前夜のclammbonやハナレグミなど多くのアーティストの実験現場として機能。現在は日本の各地で暮らす人と共に、ライブイベントやワークショップを企画開催。
2011年3月11日以降、東北の各地を巡り作品を制作、個展「東日本」として青山のspace yuiで2012年、14年、15年、17年、19年に開催。
17年4-7月、熊本のつなぎ美術館で展覧会「東日本より熊本へ」開催。
11月-2月福島藝術計画×ASTT福島県柳津町子どもアートプロジェクト。
19年2月11月-2月福島藝術計画×ASTT福島県昭和村子どもアートプロジェクト。
3月、宮城県の塩釜市立杉村惇美術館で展覧会「東日本」開催。
羽田空港で小山薫堂氏とのプロジェクト「旅する日本語2019」を展開中。
絵本「とうだい」(福音館書店)の作画、「うーこのてがみ」(角川書店)など。
本年度より東京イラストレーターズソサエティ(TIS)理事長就任。
www.yakuin-records.com/amigos
小松 美羽
現代アーティスト
長野県坂城町生まれ。
2003年に女子美術大学短期大学部へ入学。
在学中の銅版画作品『四十九日』にて学内外から高い注目を集め、現在の活躍への足掛かりをつかむ。
2014年、出雲大社へ作品『新・風土記』を奉納。
2015年、庭園デザイナー・石原和幸氏のコラボレーション作にて「チェルシーフラワーショー」(イギリス)へエントリーし、ゴールドメダルを受賞。
同作内の有田焼の狛犬作品『天地の守護獣』は、大英博物館日本館へ永久展示された。
2017年には、東京ガーデンテラス紀尾井町で大規模な個展を行い、9日間で延べ3万人の集客を実現。
同年公開の映画『花戦さ』では劇中画を手掛け、SONY「Xperia」のテレビCM出演も果たす。
著書に『小松美羽 -20代の軌跡- 2004‐2014』(KADOKAWA)、『MIWA KOMATSU WORKS(English Edition)』(Kindle版)、『世界のなかで自分の役割を見つけること――最高のアートを描くための仕事の流儀』(ダイヤモンド社)がある。
坂口 寛敏
東京藝術大学 名誉教授
福岡生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
1976〜84年、西ドイツ ミュンヘンに滞在し、ミュンヘン美術アカデミー絵画科卒業。
帰国後、ドローイング・絵画・インスタレーション・フィールドワーク等、あらゆる手法を用いた制作活動を行っている。教育の中においても、学生と共にアートと地域とを繋げるプロジェクト研究活動を意欲的に行い、新たな美術の創造と普及に取り組んできた。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻にて25年間に渡り教鞭をとり、2017年に同大学を退任。現在、東京藝術大学名誉教授。
2019入賞作品
◆個人(作品)表彰
色部義昭 賞
北海道おといねっぷ美術工芸高等学校 / ヨシ川ルナ / Face² / 380mm×455mm
小松美羽 賞
女子美術大学短期大学部 / 青崎芙蓉 / 光 / 652mm×530mm
小池アミイゴ 賞
新潟デザイン専門学校 / 石崎明日美 / 幸せな時間 / 297mm×420mm
坂口寛敏 賞
名古屋芸術大学 / 岡田智貴 / Ecstasy / 651mm×500mm
リキテックス賞 大学部門
多摩美術大学 / 河本理絵 / 住宅密集地 / 652mm×530mm
リキテックス賞 高校部門
東北生活文化大学高等学校 / 小形真央 / .com / 727mm×606mm
リキテックス賞 専門学校部門
新潟デザイン専門学校 / 妹尾真由 / 上がる花火と漁り船 / 429mm×594mm
◆学校賞
東北生活文化大学高等学校
新潟デザイン専門学校
エクセラン高等学校
町田・デザイン専門学校
2019入選作品