学校賞インタビュー

2020-08-25

2019年学校賞受賞 東北生活文化大学高等学校インタビュー

 
2019年、学校賞受賞の東北生活文化大学高等学校の斎藤先生からインタビューをいただきました。
 
 
応募されたきっかけを教えてください。
リキテックスザチャレンジ2018の公募ポスターを学校に掲示した際、ある生徒が自主的に出品したいと相談に来たのが最初でした。
その後、生徒たちが有志で出品者を募り出品へ。2018年は高校の部リキテックス賞受賞と地域賞(東北地区)とW受賞することができました。
その弾みでリキテックスザチャレンジ2019では生徒たちが在校生の活躍を受け意欲的に応募するようになり2年連続W受賞の原動にも繋がりました。
 
学校賞を取られて良かったことはありますか?
1つは副賞の画材です。副賞として画材を頂けるということが生徒にとっては大変嬉しかったようです。
2つ目は大学生や専門学校生など高校生以外の美術やデザインなどを学ぶ学生の方々と並んで作品を出品することで自信に繋がりました。
最後に審査委員の先生方です。
多彩な顔ぶれでその一人に今年の24時間テレビチャリティーTシャツに採用された小松美羽さんが審査委員をされており生徒たちも刺激になりました。
 
受賞されて生徒さんの変化はありましたか?
県外の感性豊かな作品と出会い、また審査委員の先生方から講評を頂き、地元宮城県では味わえない刺激と今後の制作意欲を生徒たちは掻き立てられたように感じます。
本校には美術・デザイン科という学科があり、専門的に美術を学ぶ機会が多くあり、地元宮城県では地区や県の高校美術展などへ精力的に作品発表してはおりますが、
リキテックスザチャレンジを機に今後は高校生の枠を越えた舞台へ躍進していって頂きたいです。
 

東北生活文化大学高等学校の特色教育の取り組みとして卒業制作展のポスター
 
次回への意気込みをお聞かせください。
3回目の挑戦ということで、生徒たちも代替わりしてはおりますが、自分の表現したい想いを画材に込めて現在を突き進む高校生ならではの新鮮な絵画を多数紹介できたらと思います。
また、過去に東北芸術工科大学や岩手大学から出品した方に本校の卒業生がおり、リキテックスザチャレンジを通じて卒業生とも繋がることができました。
今後は卒業生も様々な進学先から出品されることを楽しみにしたいです。
 
卒業制作展の様子 リキテックス・ザ・チャレンジ2018リキテックス賞を受賞した野村流星さんの大作(2m x 5m)
 
斎藤先生、ありがとうございました!
 
 
学校法人三島学園 東北生活文化大学高等学校
今年で学園120周年目。平成13年度に普通科美術コースを開設。
その後、平成25年度から美術コースから美術・デザイン科へ新設し今年で8年目となり現在6期生〜8期生までが在籍。
美術コース、美術・デザイン科を合わせると開設から今年で20年目。
アートやデザインを学び将来へ繋がるキャリアと創造力を育み様々な進路で活躍を目指す。
卒業生の進路:美術教員/学芸員/画家/漫画家/webデザイナー/グラフィックデザイナー/アニメ制作関係/
ゲームクリエイター/写真家/ファッション業界/美容師/保育士/調理師/看護師等
 
主な活動(過去10年)
・全国高等学校総合文化祭美術・工芸展5年連続出場。(広島/宮城/長野/佐賀/高知)
・全国高等学校まんが甲子園2年連続入賞。
・全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)入賞。
・東アジア国際公募展 大賞
・モダンアート展 新人賞 他入選多数
・独立美術展 入選多数
・河北美術展 河北賞/文部科学大臣賞 他入賞入選多数
・トーキョーワンダーシード 入選
・宮城県高等学校美術展 優秀賞受賞(3年連続県内最多受賞)
特色教育(ワークショップ/講演)
・片岡翔監督映画制作ワークショプ
・湘南美術学院デッサン講習会
・ルーブル・サマースクールin生文高 ルーブル美術館館長:ジャン=リュック・マルティネズ氏
・「未来の綱をみんなで作ろう」「彫刻家という仕事〜自作品を通して〜」彫刻家:棚田康司氏
 
住所 〒981-8585 宮城県仙台市泉区虹の丘1丁目18番地
H Pアドレス https://www.seibun.ed.jp

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