学校賞インタビュー

2021-06-28

2020年学校賞受賞 宮城県宮城野高等学校インタビュー


2020年、学校賞を受賞した宮城県宮城野高等学校の渡邊先生からインタビューをいただきました。


本アートアワードに応募されたきっかけを教えてくだい。
2020年はコロナの影響で生徒たちが出品に向けて制作するはずだったコンペや美術展が次々と中止になってしまいました。
そのような中で「制作する手を止めてはいけない」と、出品できるところを探して目標にしたのがリキテックス ザ チャレンジでした。


学校賞を受賞されて良かったことはありますか?
絵を描くということは個人戦ではありますが、
みんなの力で賞を頂けたという経験は生徒たちに連帯感を生み、一人で賞を貰った時とまた違った嬉しさを味わうことができました。
頂いた画材を使用して次々新しい作品を制作しています。
 

入選作品と作者。現在は卒業制作展と美大受験に向けて勤しんでいます。


学校賞を受賞されて生徒さんの変化はいかがでしたか?
著名な審査委員の先生方に認めていただいて自信がついたようです。
自分の好きなものを自分らしく描いていいと改めて感じることができたようです。

天井が高く広々とした大アトリエで日々制作しています。


次回への意気込みをお聞かせください。
これを機に洋画専攻の生徒のみならず、多くの生徒を誘って応募したいと思います。


第25回卒業制作展ポスター。
卒業制作展では洋画、日本画、彫刻、クラフトデザイン、ヴィジュアルデザインの5つの専攻で制作した作品を展示します。
私たちの作品を観ていただくことで少しでも癒やされ、楽しい気持ちになって欲しいという願いを込めて、現在制作に勤しんでいます。
近隣にお住まいの方、是非お越し下さい。
 

渡邊先生、ありがとうございました!

 

宮城県宮城野高等学校
983-0021 宮城県仙台市宮城野区田子2-36-1
TEL:022-254-7211 FAX:022-254-7212
https://miyagino.myswan.ed.jp/

「宮城野・・・ここでは一人ひとりが輝きます」というテーマのもと、
宮城県における高校改革のパイロットスクール「個性化・多様化のための新しいタイプの高等学校」として平成7年に開校し、
教育の全分野にわたって生徒の自主性・主体性を重んじながら、
社会の変化に柔軟に対応でき、他と協同して世界の平和と安定、福祉の向上のために、
創造的に貢献できる人間として生徒が成長できるよう支援することを理念として、
これまでさまざまな教育活動に取り組み、一昨年度創立25周年の節目を迎えました。
開校当初からいわゆる校則を置かず、
部活動の替わりに生徒自らが発起して行うサークル活動や、
委員会・生徒会に替わる生徒ボランティアや生徒自治会、体育祭・文化祭を生徒自らの手で運営するなど、
生徒自らが行動を起こすことを待つ教育のスタンスは、豊かな感性や発想力を育むベースとして大切にしています。
県内の公立高校で唯一の美術科を有することが大きな特色です。

○美術科の主な取り組み
仙台市内高等学校美術展(7月)、宮城県高等学校美術展(1月)、卒業制作展・卒業制作展特別講演会(11月)、
各種コンクール・公募展への出品(随時・入賞多数)、外部講師によるデッサン講習会(年2回)、
日本美術研修旅行(10月 奈良・京都2年次),東京美術研修(10月 東京1年次)、美術系大学卒業制作展鑑賞(2月)、
校外展示(常設・随時)、小中学生対象美術ワークショップボランティア(随時) 他

○美術科卒業生の進路先(令和2年度実績)
山形大学地域教育文化学部、横浜国立大学教育学部、富山大学芸術文化学部、東京藝術大学美術学部、秋田公立美術大学美術学部、
金沢美術工芸大学美術学部、東北工業大学ライフデザイン学部、東北芸術工科大学デザイン工学部・芸術学部、女子美術大学美術学部、
京都芸術大学芸術学部、京都精華大学マンガ学部、東北生活文化大学美術学部 他


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